防府市議会の全員協議会が開催されました

４月８日木曜日。この日、防府市議会の全員協議会が開催されました。正直、紛糾するのではないかと思っていました。なぜなら防府市の提案は、第一案は、当面防府市に置く、というものでしたが、第２案は当面山口市に置くというものだったからです。そしてこの第２案である当面山口市という案だけが残った形になったからです。今まで防府から、当面でも山口においても良い、という意見が出たのは長い協議の間これが初めてですし、さらにこの提案が、議会と相談して提案した形跡がないため、議会から拒絶反応が出るのでは、と思っていましたが、実際はそれに対しての拒絶反応はなく、県央合併の実現をするために致し方ない、という意見が多かったようです。
　問題となったのは、昨日も書きましたが、１０年後に新庁舎を立てる際に、新山口駅周辺に立てるということを記載するかどうか、という点だったようです。防府の、１０年後新市がどのように発展しているかを見極めて、そのときの市長・議会・また住民の意見を参考に決めればよい、という考え方は常識的な考えだとは思います。しかしそうすると小郡がなかなか納得できない、ということになります。
　ここまで話が詰められてきて、これで合併が出来ないというのは、大変残念なことです。最後の難関であるこの問題に対しての解決策を模索していきたいと思います。